自転車通勤の最適距離とは?体力や環境にあった攻略法を解説!

自転車通勤の最適距離とは?体力や環境にあった攻略法を解説!

本記事の悩み

自転車通勤の距離はどれぐらいが適正なのかな?

会社と自宅までが離れていて自転車通勤できるか不安

自転車通勤をすると仕事前に疲れてしまいそう。

きらくに
きらくに

こんな悩みを解決します。

本記事のテーマ

自転車通勤の最適な距離と体力や環境について解説!

こんな感じで自転車通勤をしてみたいけど距離の問題で始めなれないでいる人は多いと思います。

自転車通勤距離の基準はコレ

  • 自転車通勤の距離は基本15キロ以内にしよう。
  • 自宅と会社の距離が遠い場合は公共交通機関と自転車通勤の組み合わせがおすすめ。

結論は普段あまり運動の習慣のない人の場合は自転車通勤は15キロ以下が限度

但し、体力に自信がある場合や通勤環境がめちゃくちゃ良い場合は20キロ以上も可能。

この記事ではこの内容を解説していきます。

この記事の信頼性
私は、5年以上自転車通勤を毎日継続しています。雨の日も風の日も自転車通勤をしています。自転車通勤のメリットは沢山あり別記事でも解説しています。多くのメリットを体感してきました。サラリーマンはみんな自転車通勤すべきと思えるほどです。
このブログですが自転車通勤を始めて1年間継続していくためのブログを書いています。

こんな私が、自転車通勤の距離について何キロ以内であれば可能なのか環境ごとに解説していきます。是非ご自分の環境だとどれぐらいの距離であれば通勤可能なのかの基準を知り自転車通勤を始めるきっかけになってもらえればとお思います。

それでは、さっそく見ていきましょう!

自転車通勤通勤の距離は15キロ以内

通勤距離は15キロ以内がおすすめです。

15キロ以内の自転車通勤の距離であれば、自転車通勤の所要時間が片道1時間以内となりこの「片道1時間」というのが自転車通勤を続けて行く上での現実的な限度になってきます。

ではその理由は、どこにあるのでしょうか。

頑張りすぎないで片道1時間以内に走りきれる距離

15キロ以内の距離だと普通に自転車に乗っていても1時間以内に走り切ることが可能なんです。

これはがむしゃらにならずに普通に自転車に乗って走るれる速度のことです。

頑張り過ぎると次からの自転車に乗りたくなくなってしまいます、その頑張りすぎずに普通に走っても15キロ以内だと1時間以内で走りきれると考えてください。

一般的に自転車に乗る人のスピードは時速15キロ

でもなんで15キロという距離になるんでしょうか。

それは、自転車走行中の速度が影響します。

下記のようにシマノのホームページにも記載されています。

シティサイクル(いわゆるママチャリ)の速度は約4~20km/hで、15km/hが平均的な速度といえます。
電動アシスト自転車の平均速度はシティサイクルよりも2km/hほど速くなりますが、信号などがある公道では、それほど速度差がないことが実験により明らかになっています。通勤時間の目安は、上記の通勤時間を計算する式を参照して計算できます。

https://bike.shimano.com/ja-jp/mindswitch/lab/89/

こんな感じで平均的に自転車で街乗りする人のスピードは時速15キロ程度といえるでしょう。

私の自転車通勤の実際のスピードは計算すると平均時速20キロぐらいでした。コレには信号待ちのような時間も含まれます。

私のスピードはシマノのホームページに記載の平均的な速度よりちょっと速い感じでしたが誤差程度な感じなのでそんな私のスピードを上限としても一般的な自転車通勤の平均スピードは時速15キロから20キロと覚えておいてください。

続けられる自転車通勤は15キロ以内

自転車通勤は片道1時間以内、往復2時間以内というのがおすすめです。

それ以上だと私は心身的に自転車通勤が苦行になってしまいました。

自転車通勤を楽しめるようにするためにも15キロ以内の自転車通勤にすれば往復2時間圏内にすることが重要です。

「通勤距離」が15キロの場合の所要時間

平均スピード通勤所要時間
20km/h45分(往復1時間半)
15km/h60分(往復2時間)
※スピード値は平均スピードのため信号待ちなどを含みます。

明日もやってみようの大切さ【自転車通勤を苦行にしないさせない】

もっと運動しても大丈夫だなんて思うかもしれません、確かに正直これは個人差はあります。

確かに休日のサイクリングだともっと長い間自転車に乗っていても良いでしょう、でも自転車通勤である以上通勤後には仕事が待っています、生活に支障がでない程度の運動にしましょう。

重要なのはこのぐらいの運動だったら毎日でも続けられるなという感覚です。それぐらいの運動でないと毎日は続けられません、それは自転車通勤でも同じでした。

毎日の帰宅後に明日も自転車通勤をしたいなと思える通勤時間や距離ぐらいが最適です。

私はその「明日も」を繰り返して私も毎日自転車通勤を継続しています。

15キロ以上の長距離自転車通勤は続かない【個人的感覚】

最初から毎日絶対自転車通勤をするぞ!と意気込んで始めると続けられなかったと思います。

なので、最初から毎日続けるという意気込みは必要ありません。

毎日続けるために無理をしない距離で始めることをおすすめしています。

その基準が通勤距離は15キロ以内と考えてください。

私きらくにの挫折しそうになった話

私、きらくにの場合、会社から自宅の距離は普通に向かえば10キロ程度の道のりです。

私も運動強度を上げようとして遠回りのルートを探したり試行錯誤をして通勤距離を伸ばして結果的に一時間を超える距離にしてみたり自分にあった運動量にしようといろいろためしてみました。

結果、運動をやりすぎると翌朝に疲れが残った状態になったり毎日の継続が困難になりました。

これは私の場合ですが片道1時間以内の自転車通勤というラインがいい感じで続けられる適度な運動時間でした。

1日は24時間

1日は24時間です。

勤務時間を8時間とした場合、往復通勤2時間のときは勤務時間と合わせて10時間。

片道1時間半往復3時間となれば勤務時間と合わせて1日中11時間。

もっと自転車通勤の時間を増やせば自転車通勤と勤務時間の合計時間は増えて行きます。

それが、他のやりたいことをする時間がないと感じるようになり自転車通勤が負担に感じてきてしまいました。

私は自転車通勤距離を増やすことで身体的に疲労状態になってしまいました。

でも、これは自分で操作できることなので無理と分かったら減らすということができるのでちょうどよいところを見つけてください。

それでも20キロ以上の距離の自転車通勤をしたい時

それでも20キロ以上の距離自転車通勤通勤できる自信があるよって場合は普段から自転車通勤にガチで乗っている人は20キロ以上の通勤も可能です。

私は自転車ガチ勢でないので15キロ以内の通勤コースではなければ続けられないと判断しました。

繰り返しになりますが、基本的に15キロ以内の自転車通勤がおすすめです。

さらに体力に自信があまりない場合は10キロ以内が良いです。

交通量が多い道は疲労感が高まり少ないと楽になる法則

なぜかというと町中でストップアンドゴーを繰り返すと自然に体力を奪われてしまいます。

人通りの多い場所を走行するとその回数が増えるので必然的に疲労感が高まります。

逆に郊外のあまり車通りのないコースで勾配もあまりない場合は20キロでも通勤の射程圏内になります。

自転車通勤は疲労すると業務に支障がでるスポーツ

長距自転車離通勤の落とし穴は到着後に仕事が待ってることです。

通勤で疲れて業務に支障がでては本末転倒です。

そんなことを言っても20キロ以上の通勤を検討中の場合は自分の体力と相談をして通勤ルートをよく選んでください。

業務上体力を使う仕事なのか1日中デスクワークなのかをよく考えて是非自分で続けていける運動量を判断することが重要です。

快適な自転車通勤距離は環境次第で決まる

通勤環境によっても通勤可能な距離はかわります。

勾配の多いルートだと距離が短くても体力の消耗が多くなって短い距離の通勤でも疲れてしまいます。

そういった通勤ルートが、どんな状態であれば通勤が短くても疲れるのかをまとめてみました。

通勤がきつくなる要素はコレ

  • 勾配の多いルート
  • ルートが都会等交通量の多いルート
  • 路面状況が悪い

この逆だと通勤が楽になります。

通勤を楽にする要素はコレ

  • 通勤ルートが平坦
  • 通勤ルートが交通量が少ない人、歩行者もいない
  • 路面状況が良い、サイクリングロードがあると最高

自転車通勤可能距離に影響されるものはまとめるとこんなかんじです。

辛い要素を減らして楽になる要素を増やすと15キロ以上あってもいける感じです。

通勤し易い環境の場合は長距離通勤でも結構いけちゃいます、こんな距離あるのにもうついたのかって思います。

是非自分はこんな環境だから通勤で自転車に乗るのは何キロまでにしようという感じの参考にしてください。

会社と自宅が離れていて困っているよなんて場合は基本的に次の【会社と自宅の全ての距離を自転車通勤する必要はない】を読んで通勤ルートや距離をきめてください。

会社と自宅の全ての距離を自転車通勤する必要はない

自転車と会社の距離があったら自転車通勤なんて無理ゲーだなってなります。

そんなときは、頑張って会社と自宅の全ての距離を自転車で向かう必要はありません。

私も最初に自宅と会社が30キロとか40キロもある場合やそれ以上あるとしたら自転車通勤なんて考えられられなかったと思います。

さらに、私のおすすめしている1時間以内の自転車通勤ではそんな長距離だとかなりキツイです。

こんな場合でも公共機関と自転車を組み合わせての通勤であれば自転車通勤ができてしまいます。

こんな場合は公共機関との組み合わせがおすすめ

  • 自宅と会社の距離が遠くて自転車通勤なんて考えられない。
  • 体力に自信がなくて会社まで行くとか考えられない。
  • 会社と自宅の全距離を自転車通勤しているけど辛くなってきた。

こんな場合はぜひ公共機関と自転車通勤の組み合わせを考えてください。

公共機関を自転車通勤に組み合わせる

例えば通勤で電車を使って、電車通勤の全ルートうちの一駅、二駅を自転車通勤にすることで日常生活に運動を取り入れることが可能です。

その場合、雨の日は電車で、晴れている日は自転車なんて乗りたい時だけ自転車通勤なんてことも可能です。

公共機関と自転車通勤の組み合わせの具体例

その場合は駅に自転車を置いて置く方法や輪行などの選択肢があります。

駅に置いておく場合は信頼性のある駐輪場を見つけておけば安心です。

信頼できる駐輪場はコレ

  • 駐輪場のセキュリティがあるところを選ぶ。
  • 有料で有人の駐輪場を選ぶ。

この基準はセキュリティがしっかりしているかです。

無人の駐輪場より常時人が見ている駐輪場は盗難の可能性がかなり下がります。

駐輪場のセキュリティだけでは不十分

でも信頼できる駐輪場を選んでも、駐輪場のセキュリティだけでは対策は十分ではありません。

外に自転車を駐輪して離れる場合は個人的にもセキュリティロックやアラーム、盗難保険を入ることをおすすめします。

例えば、駐輪場の自転車車輪固定用のロックは防犯用ではなかったりします、あくまで自転車をしっかり固定して停めておく用途のものもあり取り外そうとすれば簡単に取り外すことができるものも多いです、それはセキュリティ用ではないので当然です。

高額な自転車の場合は駅に置いておくことは心配になって躊躇したりもしますが安心できる駐輪場やセキュリティをしっかりしたり盗難保険を使ってその心配を消しましょう。

脱線しますが、一般的に自転車のセキュリティは車両本体の一割程度のものを用意しようなんていいます。

輪行という方法で通勤途中に大切な自転車を置いて置く不安を解消

輪行とは

自転車を分解または折りたたんで専用の輪行袋に入れ、電車やバスなどの公共交通機関に持ち込んで移動することです、自転車を手回り品として扱われるため、公共交通機関に乗せることができます。

この輪行の場合はそれほど通勤時間が混み合わない環境が必要であったり折りたたみがかんたんな自転車が必要です。

スポーツ車は輪行状態に素早くするための練習が必要です。

こんな感じで準備が必要でも、会社まで自転車をもっていけるため安心であることは大きいです。

でも都会の通勤ではかなりこの方法は難しいのが現実です。

輪行が可能かどうかはあなたが使う公共交通機関に問い合わせて聞いてみてください。

体力を使う職種の場合は運動の気持ち良さを感じることが最優先

私は自転車通勤は仕事へ向かう道のりを自転車で運動したら快適なので騙されたと思って初めてくださいというブログを書いています。

でも、職業が重労働だったり体を使う業務の場合は基本的に自転車通勤は5キロ以下ぐらいで十分です、運動が気持ち良いと感じられるぐらいの距離に留めて業務に体力をのこしてください。

こんな場合は朝と夕方の通勤時間に気持ちよく自転車にちょっとのるだけにする感じでいいです。

これは普段重労働でないけど、たまたま今日の業務は体力を使うよなんて場合も業務に体力を残しておくか、その日だけ自転車通勤をやめときましょう。

ムリをせずに継続していけるかを第一に考えていったほうが良いと思います、なんでも続けないと成果を実感できません。

人はちょっとずつでも成果を実感できないと続けるのが苦痛になってきます。

私もたまに、時々体力勝負の業務が発生します、普段はデスクワークだけどそんな感じで時々体を使うのでコレを実践しています。

まとめ

通勤距離の基準

通勤距離の基準は一般的には15キロ以内と考えられています。体力に自信がある場合は20キロ以上も可能ですが、環境や体力によって異なります。

通勤時間の目安

自転車通勤は片道一時間以内、往復2時間以内がおすすめです。通勤時間が長すぎると心身に負担がかかりますので、自分の体力や勤務状況に合わせて通勤距離を調整することが重要です。

通勤環境の影響

通勤環境によって通勤可能な距離は変わります。勾配や交通量の多いルート、路面状況などが通勤をきつくしたり、逆に平坦で交通量の少ないルートは通勤を楽にします。

自転車と公共機関の組み合わせ

15キロ以上の通勤距離や過酷な環境であっても、自転車と公共機関を組み合わせることで通勤が可能です。輪行などの方法を利用することで、遠い距離でも安心して通勤できます。

個人の体力と業務内容を考慮

自転車通勤距離を決める際には、個人の体力や業務内容も考慮する必要があります。体力に自信がない場合や業務が体力を必要とする場合は、短い距離を選択することが良いでしょう。

以上が自転車通勤距離に関する基準や考慮すべきポイントです。自分の体力や通勤環境、業務内容などをよく考えて、自転車通勤を始める際には適切な距離を選択することが大切です。