自転車用ドライブレコーダー通勤で使った3機種をレビュー

自転車用ドライブレコーダー通勤で使った3機種をレビュー

最近では、自転車にもドライブレコーダーを取り付ける人が増えてきました。事故やトラブルの記録だけでなく、防犯や走行ログの記録にも役立つため、通勤や通学で自転車を使う人には特におすすめです。

私自身も、自転車通勤を続ける中で「もしもの時のために映像を残したい」と思い、これまでにいくつかのドライブレコーダーを試してきました。

この記事では、私が実際に使ってきた自転車用ドライブレコーダーについて、それぞれの良いところ・イマイチなところを正直に紹介します。

どのドラレコを買おうか迷っている方や、自転車通勤をより安全・快適にしたい方の参考になれば嬉しいです。

私きらくにが実際に買ってみた自転車で使えるドライブレコーダなので現在では最新ではない場合があります。ご注意ください。

① Insta360 GO 2 — とにかく軽くて小さい、手軽さ最強カメラ

良かったところ

  • とにかく軽量・コンパクト(無線イヤホン並み)
  • SDカード不要(内蔵ストレージ)
  • 取り付け場所の自由度が高い
  • 小型ながら防水性能あり

気になったところ

  • 録画中に熱を持つ
  • バッテリー持ちが約30分と短い
  • マグネット固定は自転車の振動に弱い
  • バッテリー交換ができず、小さいので紛失の恐れもある

実際の使い方と感想

このカメラの魅力は、何といっても**「軽さと小ささによる手軽さ」**です。着けている感覚がないほどで、気軽に撮影ができます。

ただし、ドライブレコーダーとして「通勤中ずっと録画する」用途には不向きでした。録画時間は最大30分ほど。さらに、本体が熱を持つため、15分程度で一時停止する仕様になっており、1時間の通勤には不十分です。

私の場合は、交通量が多いエリアだけで録画し、それ以外では停止させるようにしていました。充電ケースを使えば150分の録画も可能ですが、防水ではないため、自転車での使用中に給電しながら録画はできません。

まとめ

30分以下の短距離通勤や、ポイント的な録画には非常に優れています。手軽さを重視する方には最適な選択肢です。

② サンコー製 自転車専用ドラレコ — 安価で必要機能が揃った実用モデル

良かったところ

  • 価格が安い(約8,000円)
  • テールライト機能付きで、存在をアピールできる
  • 自転車専用設計
  • 防水仕様
  • バッテリーの持ちが良い
  • 傾斜センサー搭載で転倒時の記録に対応
  • GoProマウントが使用可能

気になったところ

  • 本体サイズがやや大きめ
  • SDカードが必要
  • リアライト用なのでフロント向きでは使いにくい

実際の使い方と感想

価格が手ごろで、「自転車専用ドラレコ」として必要な機能が詰まった優等生です。画質はGoProやInsta360には劣るものの、ドライブレコーダーとしては十分な品質。

赤く点滅するテールライトとしても使えるので、安全性の面でもメリットがあります。私はリアに装着するだけでなく、フロントにも取り付けて使っていました(赤点滅ありでも気にしない派ですが、光らせない設定も可能です)。

③ バイク用ドライブレコーダー — 理想に近いが、自転車には不向き?

私は使っていませんが、バイク用の前後録画対応ドライブレコーダーを自転車に取り付けている方もいます。これなら長時間・前後同時録画が可能で、理想的とも言えます。

しかし、バイクに装着していた経験から言うと、**「配線が多く、取り付けが大変」**という問題があります。また、録画ユニットや電源ユニットを収納するために、常時バッグなどを携帯する必要があり、私のスタイルには合いませんでした。

④ まとめ:自転車ドラレコの選び

私が今まで使ってきたドラレコを簡単にまとめると、以下のようになります。

製品名特徴向いている人
Insta360 GO 2超軽量・超小型。短時間録画。防水◎短距離通勤、ポイント撮影向き
GoPro(ブラック)高画質、万能型。やや重いあらゆる用途に対応、画質重視の人
サンコー ドラレコ安価・自転車専用設計・ライト兼用コスパ重視、安全性重視の人

ドラレコは、事故時の記録だけでなく、安全意識の向上にもつながります。自分の使い方に合った製品を選ぶことで、より快適で安全な自転車通勤ライフが送れるはずです。